「ギュウ山」が町をめぐる城端曳山祭 本祭
ユネスコの無形文化遺産に登録されている城端曳山祭の本祭が5日、行われています。
南砺市の城端曳山祭は、曳山が車輪をきしませる音が邪気を払うといわれ、その音から「ギュウ山」とも呼ばれています。
今年の一番山を務める西上町を先頭に、6台の曳山と庵屋台が市街地をめぐっています。今年は、祭りの担い手の減少を受け、女性が初めて地方として祭りに参加していて、このうち東下町では2人が三味線と笛を担っています。
地方 山下麻菜美さん
「優雅、絢爛豪華っていうのが似合うお祭りだなと思っていて、とても伝統あるお祭りなので、そういったお祭りに参加させていただくのはすごく光栄だなって思います。」
「越中の小京都」城端の町に車輪の音と庵唄が響き、訪れた人たちを楽しませていました。曳山は5日夜、提灯山となり、午後10時頃まで街をめぐります。