伏木曳山祭 順路を大幅に縮小 かっちゃは別場所
能登半島地震による液状化被害が深刻な高岡市伏木で5月、開かれる伏木曳山祭。今年は順路を大幅に縮小し、山車同士をぶつけ合うかっちゃも、場所を変えて行うことが決まりました。
伏木コミュニティセンターで開かれた伏木曳山祭実行委員会の総会で、2024年の開催概要や順路が示され、承認されました。
山車の順路はこれまで、伏木のまちを広く曳き回していましたが、安全性を確保できないとして、4分の1ほどの範囲に限定して行います。今後の道路など復旧状況に応じて、変更するとしています。
また、山車同士をぶつけ合うかっちゃも行われますが、開催する場所は今後、検討するということです。
かっちゃはこれまでは、法輪寺前と伏木本町公園そばの2か所で行っていますが、いずれも安全性の問題から断念したとしています。かっちゃに参加する山車も、例年の6つから、現時点で参加する意向を示しているのは4つだけです。
伏木地区は液状化で、町によっては道路が今も陥没、隆起し、電柱が地中に沈み、傾くなどして、被害は復旧していません。
脇田歩 総総代
「各山町で山宿があり、そこに各山車の神様を祭っている。各山宿へは全部行けない形にはなっているが、最低限出来る範囲で順路を決めた」
伏木曳山祭は5月18日に行われますが、実行委員会は、現状では2000台の駐車場を確保ができず、観光客を十分に受け入れられないので温かく見守ってほしいとしています。
伏木コミュニティセンターで開かれた伏木曳山祭実行委員会の総会で、2024年の開催概要や順路が示され、承認されました。
山車の順路はこれまで、伏木のまちを広く曳き回していましたが、安全性を確保できないとして、4分の1ほどの範囲に限定して行います。今後の道路など復旧状況に応じて、変更するとしています。
また、山車同士をぶつけ合うかっちゃも行われますが、開催する場所は今後、検討するということです。
かっちゃはこれまでは、法輪寺前と伏木本町公園そばの2か所で行っていますが、いずれも安全性の問題から断念したとしています。かっちゃに参加する山車も、例年の6つから、現時点で参加する意向を示しているのは4つだけです。
伏木地区は液状化で、町によっては道路が今も陥没、隆起し、電柱が地中に沈み、傾くなどして、被害は復旧していません。
脇田歩 総総代
「各山町で山宿があり、そこに各山車の神様を祭っている。各山宿へは全部行けない形にはなっているが、最低限出来る範囲で順路を決めた」
伏木曳山祭は5月18日に行われますが、実行委員会は、現状では2000台の駐車場を確保ができず、観光客を十分に受け入れられないので温かく見守ってほしいとしています。