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伏木曳山祭 開催に向け巡行路を点検 高岡

2024年3月4日 19:34
伏木曳山祭 開催に向け巡行路を点検 高岡
能登半島地震による液状化で高岡市伏木地区では多くの被害がでました。

5月に開催される伏木曳山祭に向けて関係者が3日、山車を引く道路の状況を確認しました。

住民
「ここや陥没、ここらへんや。ここからここにかけて、いや、こりゃなんちゅうひどいのう」

3日は祭りの実行委員会や山車を持つ町の関係者に加え、北陸電力や市の職員などおよそ70人が3つの班に別れて通りを見て回りました。

伏木地区では能登半島地震による液状化で電柱が沈んだり傾いたりしている所もあり、参加者は山車が電線に接触しないかや道路の破損箇所などをチェックしました。

住民
「ちょっとここ下がっとるやろ、この電柱か何か下がっとるんやろ」

山車は高いところで、8メートル30センチあるといいます。

伏木曳山祭実行委員会 栗山公成 幹事長
「ここはもう8メートル50センチないので、ここは何らかの処置をしないと、山車が通れないということです」

3日の点検では、山車が通れないところが複数、見つかり、祭りの実行委員会は市や業者などに電柱や道路の復旧を求めることにしています。

伏木曳山車 尾山明博副総々代
「被害の大きさを改めて感じた心境ですね。安全にできる所を探して、けが、事故の無いよう行える状況を最低限作っていかなければいけないなと思っています」

2024年の伏木曳山祭の開催方法は、4月10日の実行委員会の総会までに決めるということです。
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