氷見市の保育園で26日の給食味噌汁に異物 園児に体調不良などの訴えは無し 「だしとり袋」の一部か
氷見市は27日、市内の保育園で26日提供した給食の味噌汁に、異物が混入していたと発表しました。
味噌汁を食べた幼児8人に27日までに体調不良の訴えはないということです。
異物は「だしとり袋」の一部とみられています。
市によりますと異物混入があったのは阿尾保育園です。
26日、保育士が配食中に味噌汁に異物が混じっているのに気付き、3歳以上児16人への味噌汁の提供をやめました。
0歳から2歳児の8人はすでに給食を食べていましたが、27日までに体調不良の訴えはないということです。
8人への配食したときには、目視で異物は確認されませんでした。
見つかった異物は大きさ1センチ程度の白色のプラスチックのようなもので、市などで確認したところ、不織布の出汁をとる袋の一部が鍋に触れて熱で変形したとみられるということです。
市は、公立保育所などの調理員ら全ての職員に調理や配膳の際に異物が混入していないかを確認するよう周知するとともに、「だしとり袋」の使い方の見直しを検討するなど再発防止に努めるとしています。