またもノロウイルス食中毒 高岡市の葬儀場の食事で
またもノロウイルスによる食中毒が発生です。県がノロウイルス食中毒警報を出している中、新たに、高岡市の葬儀場の食事で食中毒が発生し、10人が症状を訴えたことがわかりました。
食中毒が発生したのは、高岡市広小路の葬儀場「高岡シティホール」です。
県によりますと、今月1日に、この葬儀場で通夜の後の夕食を食べた18人のうち10人が、下痢やおう吐など食中毒の症状を訴えました。
おととい県高岡厚生センターに連絡があり、患者に共通する食事が他にないため、県は葬儀場で提供された野菜の煮物や天ぷら、サラダなどの食事が原因と断定しました。
また、これまでに患者2人と、調理を請け負っている会社の従業員2人の便からノロウイルスが検出されました。
県は調理を請け負っていた「華也」を、きょうから3日間の営業停止としました。
県内で今年、ノロウイルスによる集団食中毒はこれで7件にのぼり、患者はきょうの時点で557人に達しています。
県はきのう、ノロウイルス食中毒警報を初めて出しています。
予防策としては、トイレなどの後に手洗いを十分行うこと、食品は十分に加熱することなどを徹底してください。