能登半島地震復旧関連など 富山県の新年度予算案を可決
富山県議会の2月定例会は最終日の22日、能登半島地震の復旧・復興などを重点にした県の新年度予算案などを可決して閉会しました。
県議会で可決された県の新年度予算は、一般会計で6138億円余りで、地震で液状化などの被害を受けた住宅に基礎補強工事などの費用を補助する事業が盛り込まれています。
地震関連の費用は、新年度予算と1月・2月の補正予算を合わせておよそ300億円となっています。
また本会議では、横田副知事の後任として、農林水産省で農村政策部長を務める佐藤一絵さんを選任することに同意しました。佐藤さんは「能登半島地震の復旧・復興対策をはじめとする県政の諸課題に全力で取り組むとともに、富山県の発展に向けて誠心誠意努力する」と意気込みを述べました。