富山県内9観測地点で真夏日 「梅ロード」で収穫始まる 氷見市
13日の県内も、30度以上を観測する真夏日となったところが多くなりました。
この天気のもと、氷見市では特産のウメの収穫が始まりました。
氷見市の国道160号沿いにある通称「梅ロード」。
2つの生産組合がおよそ400本のウメを育てていて、13日から「稲積梅の里振興会」が収穫を始めました。
組合のメンバーおよそ10人が直径5センチほどに育った実をていねいに摘み取っていました。
稲積梅の里振興会 藤井清治会長
「クエン酸多いのと、果肉が多いと言われています、ぜひ味わってほしい」
13日16時までの最高気温は富山市で32.2度、高岡市伏木で31.2度、梅ロードがある氷見市も30.9度と県内9か所の観測地点で連日の真夏日になりました。
収穫されたウメの実は、梅干しや加工品の材料になります。
2024年は全国のウメの産地で不作といわれていて、稲積地区での収穫量は2023年より3割ほど少ない、3トン余りが見込まれています。