河川の水位などをメールで配信する新たな取り組み 富山
2023年の県内の豪雨被害をうけ、県は6月21日から河川の水位やダムの貯水位の情報を住民にメールで知らせる配信サービスを始めています。
県内では2023年6月と7月に記録的な大雨となり、立山町と砺波市にあるダムの緊急放流を行いましたが、県から自治体への連絡が放流の直前になるなど情報提供の遅れが課題となりました。
これを受けて、河川の水位やダムの貯水位などの情報を住民にメールで配信する新たな取り組みを6月21日から始めました。
事前に河川やダムを選んでメールアドレスを登録すると、河川水位の観測所46か所について「氾濫危険水位」などの情報や、県が治水目的で管理している16のダムで緊急放流の判断基準となっている 貯水位などに達した場合にメールが受け取れます。
県は「洪水時における避難行動などに役立ててほしい」としています。