【防府天満宮】「牛とレスリングしたい」生きた牛が当たる“牛替神事”当選したのは小学5年生
防府天満宮の恒例行事=牛替神事のくじで当選した児童に9日、子牛が引き渡されました。
およそ8万5千枚のくじの中から見事当選したのは、防府市牟礼小学校5年の福原 岬輝さんです。家族で防府天満宮を訪れ去年4月に生まれたオスの子牛を受け取りました。
(福原さん)
「ざらざらしています。力が強いです」
当選は今月3日、節分に開かれた牛替神事のくじで決まったもので、福原さんは番号券を100枚手に入れたということです。
(福原さん)
「最初はびっくりしましたけど、 牛が当たるなんて経験はなかなかできないので今はとっても嬉しい気持ちです」「牛とやってみたいことはありますか?」「牛とレスリングがしたいです。」
福原さんはレスリングを習っていて牛のように力強くなりたいと話していました。
福原さんはことし11月23日に開かれる御神幸祭で牛と市内をおよそ6キロ練り歩く「神牛役」を務めることになっています。
子牛は今後、周南市の農家で飼育されるということです。