「雨風の音にまぎれる台風の接近する日に実行」下関の強盗未遂事件の初公判 男2人は起訴内容認める
去年8月、50代の女性の家に侵入し包丁を持って脅し現金を奪おうとしたとして強盗未遂などの罪に問われている男2人の初公判が山口地裁下関支部で開かれました。
起訴されているのは周南市の無職の35歳の男と、山口市の建設業の22歳の男です。
起訴内容などによりますと2人は去年8月下関市小野の50代の女性が住む家に侵入、包丁を持って脅し現金を奪おうとしたとされています。
初公判で2人は「間違いないです」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察は動機について「ギャンブルなどで借金の返済に迫られ困窮していた被告(35)が同じ建設現場で働いたことがある被告(22)を勧誘」「雨風の音にまぎれる台風の接近する日に実行した」と指摘しました。