山口県立大の南キャンパス跡地利用 売却へ向け山口市と検討~山口県議会一般質問~
山口県議会は、5日から一般質問がはじまりました。山口市の県立大学南キャンパスの跡地利用について県は、地域活性化につながる売却に向け山口市と検討しているとしました。
県立大学は南キャンパスに残った本部機能を今年度末に移転するなど多くの機能を北キャンパスに集約しています。
県は南キャンパスのうち運動施設など一部施設をのぞき、2.3ヘクタールの跡地を売却する予定です。
県議会一般質問で、跡地利用について問われた執行部側は次のように答弁しました。
(平屋副知事)
「山口市から商業施設の立地など地域活性化につながる形で跡地売却に向けた検討や市との継続した協議の要望をいただいている」
おととし、地元住民らが山口市に対して商業施設の誘致などを要望したのを受け、県は、去年から山口市と実務者レベルで協議を続けています。
今後について県は、「地元の要望を踏まえたまちづくりに資するよう検討したい」としました。
また11月29日、鹿児島県屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落した事故についても取り上げられました。
県は安全対策の徹底についてはこれまでと同様に国や米側に求めるとしましたが飛行停止の要請については岩国市などと協議中で検討を進めていると答弁するにとどまりました。