【山口天気 夕刊2/2】節分は恵方の冷たい風 夜は鬼を打ちつける豆と雨
県内はきょう2日(金)は落ち着いた天気となりましたが、晴れの天気は束の間。あす3日(土)には、前線が再びやや北上。4日(日)にかけて九州付近に伸びる通過する見込みです。5日(月)にかけては、前線上に低気圧が発生して九州付近に近づき、県内でも雨脚が強まるタイミングが出てきそうです。
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2日(土)節分の天気を詳しくご覧ください。ゆっくりと天気が下り坂です。午前中は比較的明るい空ですが、気温の上がり方は鈍くなりそうです。沿岸部ほど北東の風が強く吹く予想で、今年の恵方・東北東からの風が冷たく感じそうです。薄着で出かけないようお気を付けください。その後午後は雲が厚みをまして、前線からの雨雲が、夕方から次第に流れ込むでしょう。夜には冷たい雨となる見込みです。豆まきして鬼を追い払ったら、シッカリと窓やドアを閉めて、雨や鬼が部屋の中に入ってこないようにお気を付けください。
あす3日(土)は今朝より大幅に低い気温となる見込みで、日中も日ざしがすくない分、空気はヒンヤリ感じそうです。
あさって4日(日)の朝にかけては山間部では雨に雪が交じる可能性があります。朝方は路面の凍結にお気を付けください。昼前からは雨や雪は止む所が多く、曇り空で経過していきそうですが、低気圧や前線が近づき、夜は再び雨が降り出す所が出てくるかもしれません。4日(日)は朝晩の時間で雨具の準備があるとよさそうです。
週明け5日(月)は傘が手放せない天気で、雨脚が強まる時間があるでしょう。まとまった雨の量となる見通しです。また、雨がシッカリ降る分気温上昇は鈍く、最高気温は一桁に止まりそうです。来週は6日(火)以降、前線の影響を受ける長雨の雰囲気ではなくなりますが、寒気の影響を受けて雲が多い天気は続きそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)