最後の航海を終え下関港に入港した捕鯨母船「日新丸」の引退のセレモニーが行われる
最後の航海を終えた捕鯨母船・日新丸が4日下関に入港し、引退のセレモニーが行われました。
下関市のあるかぽーとで行われた引退セレモニーでは、前田市長が阿部敦男船団長らに花束を手渡しました。
最後の航海を終えて入港した日新丸は、全長およそ130m総トン数は8145トンあります。
1987年に遠洋トロール船として建造され、その後、捕鯨母船に改造されました。そして1991年から南極海や北西太平洋での調査捕鯨に従事してきましたが老朽化のため今回の商業捕鯨を最後に引退することになりました。
(日新丸の船長を務めた野島茂さん)
「お疲れさまでしたという気持ち。南極に行っている時に妨害が来た時の思いが、ビンを投げられたりとかぶつけられたりもしましたし…」
引退する日新丸は、解体されることになっています。