工事現場で倒れた男性を救命した4人に感謝状 防府
今月、防府市の工事現場で突然意識を失い倒れた男性の命を救ったとして、工事の関係者4人に感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは広島や福岡の建設会社で働く吉田さん、間さん、鷹野さん、そして上野さんの4人です。
今月6日、防府市協和町の工事現場に資材を運んできた50代・トラック運転手の男性が屋外で突然意識を失い倒れました。
トラックから資材を下ろしていた鷹野さんが、倒れたことに気づき現場事務所に連絡、事務所にいた間さんがAEDをもって駆けつけ近くで作業をしていた吉田さん・上野さんとともに救命処置を行いました。
倒れた男性は救急隊が到着する前に呼吸を再開、現在は回復に向かっているということです。
( AEDによる救命処置をした間 洋史さん)
「人が倒れているということだったので、自分に何かできるのかという思いはありましたがやるしかないなという気持ちでした。」
(男性が倒れたことに気が付いた鷹野 寿信さん)
「不幸中の幸いというか命が助かったことがよかったと思います。」
防府市消防本部の米本消防長は「勇気ある、迅速かつ適切な応急処置に大変感謝しています。」と4人の行動を称えていました。