【上関】中間貯蔵施設の立地可能性調査 中国電力“伐採”に着手せず「資材の準備等を進めている・・・」
上関町での中間貯蔵施設の立地可能性調査について、ボーリング調査に向け中国電力が上関町に提出していた普通林の伐採届は開始期限が19日までとなっていましたが、中国電力は、19日までに伐採に着手しませんでした。
伐採届によりますと、伐採は、上関町長島の中国電力所有地南側0.69ヘクタールで計画され、伐採後、モノレールを設置するなどしボーリング調査を実施する予定となっています。
届けは、森林法で実際に伐採する30日前から90日前までに提出することになっていて、中国電力は、ことし8月21日に上関町に伐採届を提出していました。
伐採の開始期限は、19日までとなっていましたが中国電力によると、伐採は、はじめなかったということです。
中国電力は「安全に作業を進めるため資材の準備等を進めている状況であるため」と説明していて、届け出の再提出の時期に関しては「準備作業の状況を踏まえながら検討している」としています。