「容認することはやむを得ない」米軍岩国基地への海軍オスプレイ配備計画で周防大島町長が議会で報告
アメリカ軍岩国基地へのオスプレイなどの配備について、周防大島町の藤本町長は計画を容認したことを町議会に報告しました。
（周防大島町・藤本浄孝町長）
「周防大島町の対応として、容認することについてはやむを得ないと判断した」
岩国基地にはことし、アメリカ海軍のオスプレイやF35Cステルス戦闘機が新たに配備される計画です。
8月27日の岩国市に続き、翌28日には周防大島町と和木町が容認する考えを表明しています。
藤本町長はオスプレイについて、「過去の重大事故により不安を抱く住民も少なくない」とし、安全対策などの情報公開を強く求めていくと述べました。
一方、共産党の周防大島町委員会は2日、「町民が意見を述べる機会もないまま町長が容認したのは拙速だ」などとし、容認を撤回するよう町に申し入れました。
