「伝説の家政婦」山口県出身のタサン志麻さんが母校の小学校で料理教室
「予約がとれない伝説の家政婦」として知られるタサン志麻さんが長門市の母校で料理教室を開きました。
長門市出身のタサン志麻さんは大津高校から調理師専門学校、フランス留学、フレンチレストラン勤務などを経て、フリーランスの家政婦として活躍しています。
きょう(25日)は、母校の向陽小学校で高学年の児童と一緒にフランス発祥の料理「クロックムッシュ」に挑戦しました。
バター、小麦粉、牛乳で簡単に作れるホワイトソース。
それにパン、ハム、チーズを使います。
(児童)「このぐらい?」(志麻)「私だったらこのぐらい」
フランスではサラダ用ドレッシングも家庭で作るといいます。
その基本レシピは塩コショウに、酢1、油3。
コツは塩を酢でしっかり溶かすこと、それに色々な種類の油と酢を使うことだそうです。
志麻さんはフランス留学で一番学んだのは、食事をしながらたくさん話をする文化だったと話しました。
その上で「家政婦は忙しい日本の家族に時間を提供できる仕事」と話しました。
(タサン志麻さん)「これから世の中に出て夢に向かってチャレンジする時、一番自分の気持ちが私は大切だったんです。子どもたちにもそれを伝えたかったこと」
長門市では志麻さんがレシピ監修した「志麻さん給食の日」の導入を検討しているということです。