物価高騰などにより影響を受けている家庭にもっとお米を食べてもらいたいとJA山口県が県産米およそ3トンを県内の子ども食堂に贈りました。

山口市で行われた贈呈式では県子ども食堂・子どもの居場所ネットワークの金子淳子代表に米の目録が手渡されました。JA山口県では4年前から食を通じて子どもたちに元気になってもらいたいと子ども食堂へのコメの寄贈を行っていてことしは県産米3トン分を贈りました。全国的にコメ価格の高騰が続く中、JA山口県によると去年のこの時期と比べコメの価格は倍近くになっているといいます。

贈呈式でJA山口県の平岡会長は「物価高騰などにより影響を受けているご家庭に役立ててほしい」と話しました。

（県こども食堂子どもの居場所ネットワーク 金子淳子代表）
「私たちが耳にするだけでも非常に子育て世帯の家計状況は厳しくなっています。子どもにはお米を食べさせたいから、自身はお米を食べるのを我慢しているといった声が届いています。」

贈呈された県産米は県内66か所の子ども食堂で活用されるということです。