「鉄道の日」を記念したイベントが13日から新山口駅で始まり、全国各地の有名ご当地駅弁が販売されています。

　宮城・仙台駅の「炙り牛たんとA5仙台牛弁当」に、富山駅の「ますのすし」、愛媛・松山駅の「松山名物醤油飯と真鯛あなごの弁当」。

　JR新山口駅自由通路ではじまった「駅弁まつり」には、北は北海道から南は九州・福岡まで各地の有名駅弁36種類が集いました。

　10月14日は、1872（明治5）年、新橋～横浜間で日本最初の鉄道が開通した日。

1　994年には、この10月14日を「鉄道の日」と制定しました。

　今回の「駅弁まつり」は「鉄道の日」が30周年を迎えることを記念して開かれました。

「牛タン弁当があったんでそれが一番興味があった。なかなかこういうイベントがないのでたまにあるといいと思います」
「今コロナでなかなか旅行もここ3年間出てないから駅弁ぐらい食べて楽しもうかなというぐらいです」

　先月、青森県八戸市の駅弁製造会社が販売した弁当で、食中毒が発生していますが、今回の催しでは、1日2回の温度チェックをするなど、商品管理を行っていました。

（広島駅弁当・夏目祐課長）
「旅の旅情を感じていただいたり行ったことのないところのお弁当を買って食べていただいてここに旅行したいなという思いをはせていただきたい」

　この「駅弁まつり」は15日まで、開かれています。

　また、鉄道の日の14日、徳山駅や、幡生駅に隣接する下関総合車両所などで、鉄道関連のイベントが行われる予定となっています。