防府天満宮に歌碑 歌手・八代亜紀さんの死去を悼む声
先月30日に亡くなっていたことが公表された歌手・八代亜紀さん。
県内からも悼む声が聞かれました。
防府天満宮には八代亜紀さんの出世作「なみだ恋」の歌碑が奉納されています。
(鈴木宏明宮司)
「病気で療養中だというのは聞いていたのですが、訃報を聞いてびっくりしました。突然のことでしたので…」
歌碑は2020年、なみだ恋を作曲した防府市出身の鈴木淳さんが八代さんの歌手生活50周年を祝って天満宮に奉納したものです。
当時開かれた除幕式では八代さんがおよそ2500人のファンや参拝者の前で「なみだ恋」を披露しました。
鈴木淳さんの甥に当たる鈴木宮司…当時をこう振り返ります。
(鈴木宏明宮司)
「本当に優しくて屈託のないあっけらかんととした感じ、私の孫たちにもすごく優しくしてくださったのが印象的に覚えています。全国にも八代さんの歌碑はあるようですが、八代さんが参加して除幕を行ったというのはここが初めてだったとおっしゃっていたのでありがたいなと思っていました。」
防府天満宮の除幕式で八代さんはステージ裏にも足を運んでファンとのふれあいを楽しんでいたといいます。
鈴木宮司はそんな八代さんの人柄も偲びながら歌碑を見てほしいと話していました。