「ご飯を食べているとき以外はクラブを握っている」高校生ゴルファー・中村心選手を山口県ゴルフ協会が表彰
日本ジュニアゴルフ選手権優勝など輝かしい成績を残した山口市に住む高校生ゴルファー=中村 心選手が5日、県ゴルフ協会から表彰を受けました。
来年、目指すのはプロテスト合格です。
中村 心選手は高校3年生。
大内中学校を卒業後、いまは、滋賀県にある通信制のECC学園高校に在学中です。
中村選手はことし8月、日本ジュニアゴルフ選手権で優勝。
さらに10月に行われた日本女子オープンゴルフ選手権では通算4アンダーでアマチュア選手最上位の“ローアマチュア”を獲得しました。
その功績を受け、5日、県ゴルフ協会から表彰を受けました。
一方で、初めて臨んだプロテストは最終まで残るも合格を逃した中村選手。
来年の飛躍を誓いました。
(中村 心選手)
「二冠を獲れて悔いのない1年になったと思います」「来年はプロゴルファーになったという報告ができるように頑張るのでこれからもよろしくお願いします」
また、きのうは11月、周南ゴルフカントリー倶楽部で行われた女子プロゴルフのステップ・アップ・ツアー=山口周南レディースカップの売上の一部がゴルフ協会に寄付されました。
寄付金は、ジュニアゴルファーの育成にあてられます。
表彰式の後、輝かしい成績を残した中村選手に日々の練習や来年への意気込みを聞きました。
(高校3年生 中村 心選手)
「ご飯食べているときとか移動しているとき以外は基本クラブは握っている感じで午前中は走りに行ったりトレーニングしたり家のなかでパターしたり…午後からはコースに行ったり練習場に行ったりという感じ」
まさにゴルフ漬けの日々だという中村選手。プロテスト合格を目指す来年、どんなプレーに注目して欲しいか聞きました。
(中村 心選手)
「笑顔でずっとプレーするのがいいところだと思うので悔しい思いをした分来年はもっと笑顔で楽しんで観ている方々にもっと応援したいなと思われるような笑顔で明るいプレーをたくさんしたいです」