日本のスプリント女王が1日消防署長 君嶋愛梨沙選手が火災予防を市民に呼び掛ける
岩国市出身で陸上日本選手権女子100mで3連覇中の君嶋愛梨沙選手が地元で一日消防署長を務めました。
「住宅用火災警報器の取り付けのご確認よろしくお願いします」
一日消防署長を務めた君嶋愛梨沙選手。
地元岩国を拠点に練習に励む君嶋選手に火災予防を呼びかけてもらおうと行われました。
「活動開始!」「よし!」
君嶋選手は岩国駅でチラシを配ったあと消防本部で建物火災や要救助者の発生を想定した訓練を指揮しました。
岩国地区消防組合によりますと管内ではことし20件の火災が起きていて今月9日には美和町の住宅火災で1人が亡くなっています。
毎年3月は野焼きなどを原因とする火災件数も増えるため空気が乾燥する日は特に注意してほしいと呼びかけています。
(君嶋愛梨沙選手)
「普段から消防署の前にある愛宕の陸上競技場でトレーニングしているので消防の方が頑張っている姿を見ながら自分自身も世界陸上出場に向けて頑張りたい」」
ことし7月の日本選手権では女子100mで4連覇がかかる君嶋選手。
9月に東京で行われる世界陸上の参加標準記録突破を目指し地元=岩国で練習を続けていきます。