上関原発や中間貯蔵施設について推進・反対双方から質問相次ぐ 町議会一般質問
上関町議会3月定例会できょう(13日)、一般質問が行われました。
中国電力による立地可能性調査が進められている使用済み核燃料の中間貯蔵施設や上関原発について推進、反対それぞれの立場の議員から質問が相次ぎました。
上関町議会3月定例会の一般質問には7人の議員が質問に立ちました。
先月、原発を再生可能エネルギーとともに「最大限活用する」とした国のエネルギー基本計画が閣議決定されました。
一方、上関原発を含む新規立地地点については、「その他の開発」として「今後の状況を踏まえて検討していく」との記述にとどまっています。
この「その他の開発」という表現にとどまったことについて西町長は…
(西町長)
「国の原子力施策により適切に対応されていくものと考えております」
「いずれにしましても(原発の)形式はどうであれわたしとしては安心、安全な施設を望んでいることに変わりはございません」
また、中間貯蔵施設の立地可能性調査の結果、適地と判断された場合は、住民投票などは行わず議会で採決する考えを改めて示しました。
(西町長)
「議員の皆様方は住民代表としてここの議会に籍をおいているわけでございましてやはり、そうした議員の皆様方のご意見ご意向を尊重することで以前からいささかも変わっておりません」
西町長は適地と判断されれば国や事業者による説明会を開催したうえで議論したいとしました。
上関町議会3月定例会はあすまで開かれます。