消滅可能性自治体とされた山口・田布施町 「町のために何かできないか」児童が町長に提案
ことし4月に新たに消滅可能性自治体とされた田布施町。地元の小学生が田布施町をもっと盛り上げようと様々なプランを考え、町長に伝えました。
(発表の様子)
「これは僕たちが考えたたぶちゃんクッキーです。考えた理由は田布施交流館に売ってもらいたいと思ったからです。これはイチジク味を使っています。」
麻郷小学校の4年生が田布施町をアピールするためのプランを町長に発表しました。
こちらのグループは田布施の特産「イチジク」をテーマに、町外の人にももっと、イチジクや田布施町を好きになってもらおうとスイーツのメニューを考えました。
2020年と2050年の比較で人口減少率が50%以上と推計される自治体は消滅可能性自治体とされていて、田布施町は今年4月、県内で該当する8つの市や町のうちの一つに分類されました。
そのことにショックを受けた児童たちがまちのために何かできることはないかと考えたのが今回の町長への発表でした。
(児童は)
「緊張したけどちゃんといえてよかった」「今は人口が少ないから、町外の方からも来てほしい。だから、田布施をきれいにしていきたい(田布施の町は好きですか)めちゃくちゃ大好きです!」
(田布施町 東浩二町長)
「思いが詰まっていて、いろんなことを提案してくれてありがたい。何か一つでも実現できれば田布施がいい町になっていくと思う。」
麻郷小学校では今後さらにまちの振興プランを考え直して、改めて町長や町の人に伝えていく予定です。