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液状化被害が未だ残る石川・内灘町 町長選に町議が出馬表明 12年ぶりの選挙戦の可能性

2024年8月29日 19:27
液状化被害が未だ残る石川・内灘町 町長選に町議が出馬表明 12年ぶりの選挙戦の可能性

来年2月に任期満了を迎える内灘町長選挙について、29日、町議会議員の生田勇人 氏が出馬を表明しました。

出馬を表明した生田勇人 氏は、内灘町議会議員で現在5期目です。前回、2020年の町長選にも出馬の意欲を示しましたが、新型コロナの影響などで立候補を見送っています。

今回、地元の県議や町議7人などがすでに生田氏を支援するとしていて、会見にも同席しました。生田氏は、液状化など元日の地震の被害がいまだ残る町の現状に触れ、自身が先頭に立ち、早期の復旧復興を行うと決意を述べました。

生田勇人 氏
「初動、(トップの)決断の遅れにより、このままでは復旧復興が大幅に遅れていくのではないか。より現実的で創造的な復旧復興への見通しを示すことで、被災地と被災された方々にふるさと回帰の希望をもっていただく、 そんな町政を実現したい」

現職の川口町長は、9月議会で態度を表明する見通しで、出馬となれば、12年ぶりの選挙戦となります。