災害廃棄物置き場に車の列 中学生の集団避難受け入れ準備も進む 能登半島地震14日目
能登半島地震の発生から、14日で14日目。
これまでに220人が亡くなり、今も23人の安否が分かっていません。七尾市から中継です。
NNN取材団・金井 穂波記者:
七尾市の運動公園の駐車場は、12日から地震による災害廃棄物の仮置き場として利用されています。
14日も、冷蔵庫や洗濯機など、地震で壊れたと思われる家電製品が次々に持ち込まれています。
12日に開設されたこちらの仮置き場では、午前9時の受付開始を前に、40台ほどの車が列を作りました。
市民を対象に、木くずやガラス、家電製品など地震により家庭で出た災害廃棄物を持ち込むことができ、市の職員などが、およそ50人体制で、回収作業にあたっています。
利用者:
「混むと聞いて今朝7時に出てきた。みんな持ってくると思うし、電気製品もテレビも駄目だった」
石川県によりますと、最大震度7を観測した元日の能登半島地震で、14日午前9時までに、220人が亡くなり、今も、23人の安否が分かっていません。
被災後、学校の授業再開のめどが立たない輪島市では、市内の中学生およそ400人の“集団避難”について、これまでに、半数を超えるおよそ250人から希望があり、市外の避難先で受け入れに向けた準備が進められます。
集団避難を決めた母親:
「学校はまだまだ。2か月なので行かせることにちょっと不安。初めて離れるので」
能登半島地震の被災から、15日で2週間ですが、まだまだ被害の全容もつかめていない状況です。