街なかも冬支度 石川・金沢市で街路樹など5万6000本の雪つり作業始まる
石川県金沢市では、街なかでも冬支度が始まりました。樹木を雪の重みから守ろうと12日から街路樹の雪つり作業が行われています。
街路樹の雪つりは、金沢駅東広場にある6本のクロマツから作業が始められました。
市から委託を受けた7人の造園業者が、兼六園の名木に施されるのと同じ「りんご吊り」と呼ばれる伝統的な技で枝を固定していきました。
8メートルほどの高さから降ろされる縄がしっかりと張られると、訪れた人たちは澄み渡った青空を背景に金沢の冬の風物詩を写真に収めていました。
観光客:
「冬なのかなという気はしますね」
「職人技という感じですよね。(縄を)1本張るのに、枝をくぐりながら考えてやってらっしゃるんだなって」
金沢市の雪つり作業は市内の公園や街路樹などの約5万6000本を対象に12月20日まで続きます。
最終更新日:2024年11月12日 11:53