現在も一部の集落で孤立状態が続いている珠洲市から中継です。

（中継・珠洲市役所前）
「私は今、珠洲市役所の前にいます。きょう1日珠洲市内を取材していましたが、何度か地震もあり、油断できる状況ではありませんでした」

「発生から5日目となり、珠洲市では集落の孤立が徐々にですが解消されています」

「ただ、午後3時現在で2地区およそ100人がまだ孤立状態となっているということです」

（市内の土砂崩れ映像）

「実際、私もきょう孤立の原因となっている土砂崩れの現場を取材しましたが、土砂や木が広い範囲になだれ込んでいて撤去に時間がかかるように感じました」

「きょうは孤立した集落の中に自宅があり、未だに帰宅できていないという女性を取材させてもらいました」

女性「（通れなくなった道が）歩いていけるのかさえも分からないですが歩いていけるのであれば行きたいという気持ちがあります」
「まだ陸路が無くて、海で行ったという話も聞くが写真もないし噂でしかない。正解は分からないです」

この女性は自身で集めた支援物資を届けようとしていましたが道路がふさがりくやしさをにじませていました

（中継・珠洲市役所前）

珠洲市では迅速な孤立解消に向け、土砂崩れなどで寸断された道路を車で通れるようにするための応急作業を進めているということです。

以上、珠洲市役所前から中継でした。