赤ちゃん・ペットとの利用者も…被災者受け入れる宿泊施設まとめ情報サイト
赤ちゃんやペットと一緒に利用できるなど、それぞれの生活環境に合わせた地震の被災者を受け入れる宿泊施設をまとめた情報サイトがあります。開設した男性の思いとは。
「また前を向いてがんばっていこうと思います」
避難した人が寄せたメッセージです。
金沢駅近くのゲストハウスでは、1月4日から地震の被災者を無料で受け入れています。
■合同会社ネバーストップ・東昂拓代表
「こちらのお部屋は一応トイレがついていたりシャワーも付いているようなお部屋になっています」
もう1つの施設の空き部屋も提供し、30人以上が利用しました。
■合同会社ネバーストップ・東昂拓代表
「お礼を包まれた方もいるんですがお返しして頑張ってくださいとお見送りしています」
こうした被災者を受け入れる宿泊施設をまとめた情報サイト。
赤ちゃんやペット可などさまざまな施設を選ぶことができ、満室のところも。
開設したのは、宿泊事業を手掛ける「こみんぐる」。
地震発生2日後くらいから避難してくる人が訪れて宿泊しに来るようになり、部屋を格安で開放できないかと同業者にも賛同を呼びかけました。
■こみんぐる・林俊伍さん
「SNS等、その人たちの知り合いみたいな感じでどんどん増えていきましたね」
5日にサイトを開設し、行政に先駆けて2次避難先の紹介を始め約1000人が避難してきたといいます。
■こみんぐる・林俊伍さん
「何かほっとできる第3の場所を作ったらいいんじゃないかという気がしていて。逃げ場所がない状態というのがどんどん精神的に追い詰めていくと思うのでそういう場所になったらいいなと思います」
掲載されている施設はほとんどが無料宿泊で、2月末まで滞在できるという事です。