馳知事「出ていけとは絶対言わない」…被災地で”終の棲家”について意見交換
馳知事が穴水町の仮設住宅を訪れ被災した住民と「終の棲家」について意見を交わしました。
最初に訪れたのは穴水町で最も大きい仮設団地「由比ヶ丘団地」です。350人以上が暮らす団地で、住民から質問が相次いだのは「終の棲家」について。馳知事は「2年経ったから出ていけとは絶対言わない」と強調し、9月議会でプランを提示するとしました。
次に向かったのは木造戸建て風の仮設住宅「石川モデル」がある下唐川地区です。6世帯13人が暮らしていて、プレハブ型の仮設住宅との違いなどを確かめていました。
馳知事:
「あくまでも仮設ですから、本格的な終の棲家、将来的にどこに住みたいか、率直に被災者の気持ちをお聞きしたいと」
馳知事は8月12日までに能登地区6市町の仮設住宅を訪れ住民と意見交換をする予定です。