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土砂崩れ現場で新たに2人の遺体 能登半島地震の倒壊住宅 雪中の捜索活動続く

2024年1月8日 14:46
土砂崩れ現場で新たに2人の遺体 能登半島地震の倒壊住宅 雪中の捜索活動続く
能登半島地震から8日で1週間。石川県内で亡くなった方は161人に上っています。
そして、土砂崩れが発生した穴水町の現場では新たに2人の遺体が見つかりました。

現場から中継です。久保さん。

(中継・穴水町)
久保和之記者「私は今、穴水町(あなみずまち)の土砂崩れ現場にいます」
「倒れている電柱が見えている場所の奥には倒壊した住宅がありましたが、捜索活動のため、すでに
取り壊されいます」


(7日の捜索の様子)
「この地区で起きた土砂崩れではきのう昼ごろまでに12人の方が亡くなっています。
寺本直之(てらもと・なおゆき)さんは二男、三男、長女が土砂崩れの犠牲となっていて、妻と長男の行方がわからなくなっていました」
「寺本さんなどによりますと、7日午後6時半ごろ、土砂の中から行方不明となっていた妻と長男の遺体が新たに見つかったということです」

寺本直之さん「(長女が高校受験に)合格したら、また3月にディズニー行きたいにねって言ってたんです、本当は」「卒業旅行と一緒にみんなで夏のような感じでいけたらいいなってそれを計画してたんですよ。それが果たせなかったのが残念」

(七尾市内映像)
「また、被災地は大雪のピークはすぎたものの積雪によって被災者に影響も出始めています」
「七尾市では8日朝も市役所に支援物資を受け取りにくる被災者の姿が見られました。しかし、積雪で足元が悪いほか、厳しい冷え込みとなっています。雪の重みによって地震で傷ついた建物が更に倒壊する恐れもあり、注意が必要です」

(中継・穴水町)
久保記者「こちらの地区の別の住宅では現在も2人が倒壊した家屋に閉じ込められているとみられ、
きのうから降り積もった雪の中、懸命な捜索活動が行われています。以上、穴水町から中継でした」