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能登半島地震から1か月 被災地で祈り

2024年2月1日 19:35
能登半島地震から1か月 被災地で祈り
最大震度7の揺れを観測した能登半島地震の発生から1か月が経ちました。地震が起きた午後4時10分。各地のようすをまとめました。

元日の午後4時10分。あれから1か月。各地で祈りが捧げられました。

■輪島市東陽中学校にて
「知り合いの方でも亡くなられた方は多々いますしそういった方を思いながら。だけどそれだけでなくてこれから新しい日常を築いていくみんなで頑張っていこうという気持ちで」

■輪島市にて
「変化はないが、揺れた怖かった地震を思い出しました。この時間やったんやって」
「あれから1か月あっという間の1か月ですけどそんなに現場が変わっていないので今後も厳しい日が続くんだろうなと思いました。元気な朝市が復活できた時にはみなさんが輪島に来ていただけるように我々も頑張っていきたい」

志賀町の中川岬さんは亡くなった5歳の息子との思い出の海岸を訪れました。

■中川岬さん
「辛いのも変わらないですし気持ちも全然整理つかないままです/保育園に行ってるんかな…という感覚。日ばっかりたって寂しいです」

能登町役場では地元の高校生がふるさとへのメッセージを掲げました。

■生徒
「この作品をいろんな人にみてもらって私たちの感謝の気持ちと少しでも前を向く気持ちにきっかけになってくれたらうれしい」

馳知事は記者会見し犠牲者への追悼の意と復興に向け決意を示しました。

■馳知事
「亡くなられた方々がこれからも思い出の中に生き続けることができるようなそういう目的を持って前を向いて、歩んでいかなければならない」

1日午後新たに立ち上げた県の部局を横断する「復旧・復興本部」の第一回会議が開かれました。被災地の農林水産業や伝統産業の再建などを柱とする「創造的復興」に取り組むことを確認しました。

被害の大きかった輪島市や珠洲市など6つの市と町の住民を対象に災害義援金の中から見舞金として一律5万円を支給することを決めました。