被災地の受験生にも喜びの「春」到来です。
県内の全日制公立高校の合格発表が１４日、行われ、6504人が歓喜に沸きました。

運命の瞬間は、１４日正午。
待ちに待った掲示板が姿を見せると、受験生が殺到しました。

「よかった よかった」

七尾市内の高校で行われた合格発表。15の春、到来です。

合格者:
「すごいさっきまで不安で言葉に言い表せないくらい嬉しい。ありがとうございます」
合格者:
「余震とか結構あって不安で眠れない時もあったけどちゃんと勉強してよかった」

追い込み時期に襲ったまさかの大地震。受験生も、復旧の“働き手”を担いました。
保護者も感慨ひとしおです。

保護者:
「（断水で）この子に頼って水も汲んでもらったりしたので、勉強をしなくてはならない時に彼に頼っていることも多かったので」

合格者:「めっちゃうれしかった。救われたみたいな」

県教育委員会によりますと、県内の全日制公立高校・40校の合格者は、推薦などを含め6504人でした。