「北陸応援割」9月1日再開も…能登の宿泊施設は観光客受け入れ厳しく
北陸応援割は、1泊あたり2万円を上限に旅行代金を最大半額とするもので、これまで、3月16日から7月31日まで実施され、のべ40万人が利用しました。
馳知事は、21日、この「北陸応援割」について9月1日から再開することを明らかにしました。
割り引き内容はこれまでと同じで、申し込み先は、能登半島地震の2次避難者を受け入れた宿泊施設のうち、前回までに割り当てられた予算が残っている施設と旅行会社が対象です。
馳知事:
「2次避難者を受け入れて頂いた旅館・ホテルが不利益を被ることが無いよう配慮し、夏休み後の需要喚起に努めて参ります」
期間は11月30日までで、23日から予約を受け付けるということです。
一方、能登の宿泊施設について、県によりますといまだ4割ほどしか営業が再開できておらず、観光客を受け入れるのは難しい状況です。
こうした状況を受け、馳知事は、能登を対象とした応援割について「年明けの適切なタイミングでできれば」という見通しを示しました。