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天皇陛下が誕生日の一般参賀で 能登半島地震の遺族と被災者に哀悼の意

2024年2月23日 18:43
天皇陛下が誕生日の一般参賀で 能登半島地震の遺族と被災者に哀悼の意
天皇陛下は、きょう、64歳の誕生日を迎えられました。陛下は皇居で行われた一般参賀で能登半島地震の犠牲者に哀悼の意を述べられました。

「先月発生した能登半島地震によって亡くなられた方々に、改めて哀悼の意を表するとともに、ご遺族と被災された方々に心からお見舞いをお伝えいたします。」

きょう、皇居では4年ぶりに抽選の無い形で一般参賀が行われました。

天皇皇后両陛下とともに、愛子さまや秋篠宮ご夫妻、佳子さまが宮殿のベランダに姿を見せられました。

また、誕生日にあたって公開された映像では、御所で両陛下が被災地の伝統工芸品である輪島塗の飾り盆や御懐紙箱、珠洲焼の壺を周囲に置きながら、歓談されています。

これらは両陛下が相談し選ばれたものだということです。

天皇陛下は誕生日に先立つ会見で、「能登地域は、雅子も私も、それぞれ学生時代に訪れて、思い出深く思ってきた」と述べ、「人々が、これからもお互いを思いやりながら支え合い、困難な状況を乗り越えていくことができるよう願っております。」と言葉を寄せられました。

関係者によりますと、天皇皇后両陛下は来月下旬、県内を訪れ地震の被災者を見舞われる方向で、調整が進められているということです。