当時の惨状伝える 手取川洪水から90年 「手取川水防フェスタ」
90年前の手取川の洪水を教訓に災害の記憶を後世に伝える催しが16日能美市で行われました。この「手取川水防フェスタ」は1934年に起こった手取川の洪水からことしで90年の節目となることから能美市が開催したものです。
会場では当時の洪水の惨状を伝える写真や資料が展示されたほか災害時に水難救助隊員などが使用する大型の救命ボートに乗ったり救命胴衣を試着する体験会が行われました。
また、災害時に役立つ、ポリ袋を使ったごはんの調理法の実演や試食が行われ訪れた人たちは、緊急時の備えについて学んでいました。
参加者は:
「自分防災士の資格去年とったんで、まだまだこれから勉強中なんで参考にできればいいかなと思って足を運んでみました」
参加者は:
「自分防災士の資格去年とったんで、まだまだこれから勉強中なんで参考にできればいいかなと思って足を運んでみました」
このほか、声優で市の観光大使を務める柳沢三千代さんが出演する朗読劇の上演も行われ、人と人とが助け合うつながりの大切さを伝えていました。