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活動時間限られる能登の災害ボランティア 石川県が宿泊環境整備へ

2024年2月14日 16:00
活動時間限られる能登の災害ボランティア 石川県が宿泊環境整備へ
能登半島地震のボランティアの現地での活動時間が限られていることについて、県はきょう、実働時間の拡大に向けた新たな方針を示しました。

被災地での復旧活動については、発生直後から駆けつけている専門的なボランティアに加え、県が事前登録を受け付けている一般のボランティアによる活動も始まっています。

しかし、一般のボランティアは県がバスを運行し、まとまって派遣されるほか、宿泊環境が整備されていないため、現地での実働時間は1日3時間から4時間に限られています。

馳知事:
「野宿してやってくださいとはさすがに言えませんので、公的な体育館や倉庫。そういったところを提供して休んでいただく」

馳知事は今後、国や被災した市町と調整し、宿泊環境の整備に努める考えを示しました。

また、県は来週から一般ボランティアが現地から離れる時間を1時間から1時間半程度遅らせて実働時間を拡大するとしています。