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2次避難先のホテルからさらに避難…新幹線開業などで今週末のみ一時移動余儀なく

2024年3月15日 18:37
2次避難先のホテルからさらに避難…新幹線開業などで今週末のみ一時移動余儀なく

元日の地震発生から2か月半。
いまだ多くの人が避難生活を送っていて、自宅に戻るめどが立たない状況が続いています。

こちらは加賀市内の温泉旅館。
今も200人あまりが避難生活を送っています。

こちらの旅館では期限を区切っていませんが、今後、滞在の延長を望む人に向けて、従業員寮を貸し出すといいます。

みやびの宿 加賀百万石 吉田 久彦 社長:
「ほかの旅館・ホテルでどうしても一時的に出なきゃいけないケースが今後出てくる と思うので」
「そういった方の受け皿にもなっていけるようにしていきたいなと」

一方、金沢市内のあるホテルに2次避難していた人たちは、きょう、県が用意したバスで別の宿に移ることに。
向かった先は、まだ雪が残る白山ろくの一里野地区でした。

高齢の女性避難者:
「今回の避難は一番しんどい」

金沢での滞在先のホテルは新幹線開業やイベントに向けて地震の前から予約が入っていたため、移動を余儀なくされた形です。
あさってにはまた金沢の宿に戻る予定ですが、避難者にとっては負担を強いられる状況となっています。