被災した建物 約4割が「危険判定」11市町で応急危険度判定
石川県が行っていた被災した建物の安全性を確認する「応急危険度判定」について約4割が立ち入り禁止に当たる「危険」と判定されました。
応急危険度判定は11市町の31600件を対象に行われ、「危険」が示されたのは全体で12615件の39.9%。
市町別では輪島市で最も多く4559件、次いで珠洲市で2686件となっています。
「危険」に次ぐ「要注意」は8790件で全体の27.8%でした。
応急危険度判定は今後の地震などによる2次被害を防ぐ目的で行われており、罹災証明書の発行に必要な調査とは異なるということです。
県や市町は今後の地震や雪などの影響による倒壊の恐れがあるとして注意を呼び掛けています。