長期の避難が続くと避難生活での体調に注意が必要です。
避難生活での注意点を金沢大学の青木先生に聞きました。

まず低体温症に注意してください。
今の時期は、保温と加温が大切だということです。

床の上で寝ると体が冷えるので、段ボールを敷く足元を新聞紙で包んで寝る
・濡れた場合は乾いた衣類に着替える（保温）
・暖かいものを飲む・焚火などで暖をとる（加温）

とにかく、身の回りにあるもので少しでも暖をとるようにしてください。

また、車で避難生活をしている人はエコノミークラス症候群に注意してください。
・定期的に姿勢を変える
・体力を温存しようとじっとしてしまう人もいますが、定期的に軽い運動をして血液を循環させてほしいとしています。

そして感染症にも注意が必要です。

・水が使えず手が洗えない地域も多いと思うので、マスクやアルコール消毒がある人はコロナ対策と同じように対策してほしいとしています。
・また、津波や液状化現象で細かな泥が地上に上がってきているので、できるだけマスクをして体内に入り込むのを防いでほしいとしています。

近くの方々と声をかけあって避難生活にも十分注意してください。