石川県 能登半島地震発生から50時間近くが経過 未だに活発な地震活動続く
石川県では3日も活発な地震活動が続き、復旧活動にも支障が出ています。
3日午前2時20分ごろには珠洲市で最大震度5強の地震が。
さらに。
■森田記者「避難所となっている輪島中学校です…今、大きな地震が起きています」
10時50分過ぎには輪島市で最大震度5強を観測する地震がありました。
この時、輪島市では建物の中に閉じ込められた人の救助活動が行われていましたが…
■「離れろ、離れろ、誰も入るな」
相次ぐ揺れが救助活動を阻みます。
県や自治体によりますと午後3時時点のまとめで死者は65人、けが人は323人確認されています。
また、住宅の被害は全壊と半壊、合わせて182棟以上となっています。
一方、ライフラインは、奥能登を中心に午後5時過ぎの時点で、およそ3万2400戸で停電が発生しているほか14の市町の合計9万5000戸あまりで断水も発生しています。
そして、断続的に雨も降り続き、能登の一部の自治体には大雨警報が出されています。
倒壊した建物の下でまだ多くの人が救助を待っているとみられる中、地震の発生から50時間近くが経過。
相次ぐ揺れや雨が復旧や救助活動を妨げています。