石川県 最大震度7の大地震から一夜あけ被害状況が明らかに 県内で48人が死亡
最大震度7の大地震から一夜あけた石川県内では被害状況が徐々に明らかになっています。
県内では48人の死亡が確認されています。
大規模な火災が発生していた輪島朝市通り近くの輪島市河井町では住宅などおよそ200棟が全焼したということです。
また、能登町でもおよそ20棟を焼く火災が発生しました。
◆住民「姉と姪っ子2人が下敷きになった、今連絡を受けた」
県や自治体などによりますと輪島市、七尾市、珠洲市、羽咋市、志賀町、穴水町であわせて48人の死亡が確認されています。
16人が重傷、多数のけが人が出ているということです。
珠洲市や輪島市など能登の地域を中心に130件以上の家屋が倒壊しています。
珠洲市などでは大規模な土砂崩れのほか、各地で道路の陥没。
一方、ライフラインは、輪島市や珠洲市など奥能登を中心に午後6時現在、およそ3万2600戸で停電が発生しているほか能登全域をはじめ15の市と町で断水も発生しています。
◆七尾市民「電気、水道が不通なもので何もできない」
また、午後5時13分ごろ志賀町で震度5強を観測する地震が発生し、これまでに震度1以上の地震が200回近く観測されています。
のと里山空港ではおよそ500人が孤立状態となっています。