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「色とりどりのお花」と「楽しい手品」で被災地に元気を バレンタインの暖かな贈り物

2024年2月14日 19:25
「色とりどりのお花」と「楽しい手品」で被災地に元気を バレンタインの暖かな贈り物
ことし1番の暖かさで迎えたバレンタインデーのきょう、色とりどりの花や楽しい手品のプレゼントが、能登半島地震の被災者に贈られました。

けさ、能登町の宇出津小学校に届いたのは、カーネーションやチューリップなど5種類の花です。

こちらの小学校では、地震の影響で体育館が使えなくなるなど大きな被害を受けています。

そうした環境で過ごす子どもたちを元気づけようと、地元の花屋さんが、バレンタインデーに合わせたプレゼントを計画し、町内の小学校5校であわせて400本以上の花を贈りました。

花を受け取った児童:
「うれしかった」
(Qこの花誰に渡しますか?)
「お母さんに渡します」「ママありがとう」「元気にしててくれてありがとう」

新花園 五十嵐一聡さん:
「まだまだ先は長いとは思うんですけどもまた以前のこの笑顔あふれる能登町に戻れるように」
「お花でちょっとでも笑顔になってもらえればと思いますね」

一方、家屋の倒壊や断水のため今も50人ほどが身を寄せる七尾市田鶴浜地区の避難所では、愛知県から訪れた“マジシャン”小宮拓郎さんが、避難している人たちに手品やギターの弾き語りを披露しました。

「パラパラってやりますんで、お好きなところでデブって言ってもらっていいですか?」
「デブ」
「いやほんとに言うなよ」
「ハートの7でございます、ハートの7一瞬覚えておいてください」
「ハートの7、手を使わずに持ち上げてまいります」
「みなさんハートの7を頭に思い浮かべてください、行きます!徐々に上がってきます、ハートの7!7が上がってまいります」

「本当に水が入っているか確認してください」
「それでは321でひっくり返します一緒に321お願いします3!2!1!ばばーん!」
「ありがとうございます頑張ってください」

小宮さんは、18日まで七尾市に滞在し、5か所の避難所で活動を続けるということです。