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珠洲市民待望の「すずバス」が運行再開 輪島ではボランティアが小学校で「昼食」提供

2024年2月13日 20:15
能登半島地震による津波の被害で運休が続いていた珠洲市の路線バスがきょう、運行を再開しました。

また、輪島市の小学生・中学生には給食の代わりとなる食事の提供が始まりました。

NNN取材団・樋口記者
「運行再開のすずバス第一便が到着しました」

無料の路線バスとして、おととし3月から市民の生活を支えてきた「すずバス」。

能登半島地震により、9台のバスのうち2台が津波の被害で故障するなど運行が出来なくなっていました。

バス運転手:
「前まで出てきてここ(壁)にぶつかったんだろう」「(バスが)津波で浮いて壁にぶつかったんですね」

きょう再開されたのは、珠洲市の中心部と、狼煙町や大谷町などを結ぶ5つのルートで、指定避難所と市の中心部を往復する臨時バスも運行されます。

さっそく、けさバスを利用したこちらの女性は、地震で亡くなった夫の死亡届を出すため、市役所を訪れました。

利用した人:
「市役所行きます」「お父さん地震で死んだの」「(運転手に)またよろしくお願いしますと言った。はいはいと言っていた。良かった、うれしいは本当に」

また、こちらの男性は、郵便局へ向かうためにすずバスを利用しました。

郵便局へ向かう男性: 「待ちかねていました」「(交通の)足がないものですから」「郵便物を出せたら出そうと思って来た」「5~6通あります」

珠洲市は今後、被災した道路の復旧状況や、市民の要望などを受け、本格再開に向けて、ルートの見直しなどを進めたい、としています。

一方、輪島市の小・中学生には、きょうから給食の代わりとしてボランティア団体からの昼食の提供が始まりました。

きょうのメインはトンカツです
先生「いただきます」児童「いただきます」

男子児童:
「たのしい」Q.どうして?「話せるから」

女子児童:
Q.好きな食べ物入っていた?「カツ」「給食とかが最近なかったから、みんなと笑顔で笑いながら食べられてうれしい」

輪島市内の小・中学校は、早いところでは先月24日に学校活動が再開しましたが、給食の調理を行う共同調理場の建物が傾いて断水したため給食再開の見通しは立っていません。

それまではこうした食事を提供するほか、アレルギーなど個別の事情を抱えた児童・生徒には家庭から弁当を持参するよう呼びかけているということです。