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奥能登豪雨の深刻な農地被害 950ヘクタールが冠水 復旧に4~5年以上も

2024年10月9日 19:24
奥能登豪雨の深刻な農地被害 950ヘクタールが冠水 復旧に4~5年以上も
9月の奥能登豪雨で奥能登2市2町の農地およそ950ヘクタールが冠水し、そのうち1割ほどが復旧に少なくとも4年から5年以上かかることがわかりました。

石川県によりますと、先月の豪雨で河川が氾濫し、奥能登2市2町では田んぼを中心におよそ950ヘクタールの農地が冠水しました。このうち、復旧には少なくとも4年から5年以上必要な農地を含む400ヘクタールほどで土砂や流木などが堆積する被害が出ています。

9日の会見で馳知事は、来年の春から少しでも多くの作付けができるよう今週から市町やJAなどと協議を進め、速やかな応急復旧工事を進めていく方針を示しました。

馳知事
「被害は大規模、中規模、小規模 あるが、営農再開に向けて目標の見込みをお示ししながら、農地の修復に努めていきたいと思います」

一方、今回の豪雨を受け、輪島市では、25世帯52人が2次避難を希望していて、11日から受け入れ先の七尾市へ避難を開始するということです。

最終更新日:2024年10月9日 19:24