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地震から54日目 3連休初日に全国から大勢のボランティア 日常の再建へ少しずつ

2024年2月23日 11:50
地震から54日目 3連休初日に全国から大勢のボランティア 日常の再建へ少しずつ
能登半島地震の発生から54日目。

NNN取材団・大野悠希記者:
輪島市河井町の大規模火災のあった場所です。こちらでは到着したボランティア10人ががれきの片付けを手伝っています。

3連休初日となったきょう石川県の被災地では290人程度のボランティアを受け入れていて、ここ輪島市でも連休を利用して訪れたという方が作業に当たっています。

東京からきた男性:
「困ったときはお互い様できることをやれれば」

「復興の支援がこれから届くように私たちも応援していきたいという思いで参加しました」

一方、現在、ボランティアは金沢市からバスで片道3時間程度をかけて日帰りで往復しているため、現地での活動は3時間ほどに制限されてしまっています。
その対策として、石川県は今月26日から、穴水町にある廃校した中学校を利用しボランティアの宿泊拠点を設けるとしました。

これにより、1泊2日型のボランティア派遣も可能になり、より効率的なボランティア活動ができるようになります。

輪島市では、この3連休、毎日50人程度のボランティアが訪れる予定です。

日常生活の再建に向けた活動が少しずつ進んでます。以上、輪島市から中継でした。