被害総額7億5700万円 石川県内でSNS型詐欺急増 被害防止へ高校生が手口や対策学ぶ
SNSを使った詐欺被害が石川県内で急増していることを受け、若い世代にも手口や対策を知ってもらおうと金沢市内の高校で、被害防止講習が行われました。
SNSを使った投資詐欺とロマンス詐欺の県内の被害総額はあわせておよそ7億5700万円にのぼり、去年より6億円あまり増えています。
こうしたことを受け、県警は18日、金沢龍谷高校で被害防止講習を開きました。県警の担当者が、SNSを使ってうその投資をもちかけたり、恋愛感情を抱かせたりして金銭をだまし取ったりする手口を紹介し、被害を防ぐポイントなどを説明していました。
県警によりますと、県内では10代の被害は出ていませんが生徒やその家族が詐欺被害に遭わないよう講習を通して継続的に呼びかけていきたいとしています。
また、もし何か不審に感じた場合には、警察相談専用電話#9110に相談するよう呼び掛けています。