「雇用守るため必要な金融支援も」 馳知事が志賀町の被災企業を視察
馳知事はきょう、地震で被害を受けた志賀町の企業を視察し、雇用を守るために国に働き掛けて必要な支援を行う方針を示しました。
馳知事は、志賀町の能登中核工業団地で光通信関連の製品を作る企業を訪れ、検査室ではなく、休憩室で作業をしている状況を確認しました。
また、地盤が動くなどの被害を受けたベアリングの工場では、従業員も被害を受けるなか、復旧作業を進めていることが説明されました。
馳知事 :
「我々はここにいていただいて、雇用も守りサプライチェーンと言えば、国全体や世界のサプライチェーンの一つですから、県としても守らなければならない。必要な金融支援もしながら、ここにちゃんと残って雇用も守っていただきたい」
また、七尾市の民間の総合病院も視察。
本館が免震構造だったため被害を受けず、1月2日から通常の医療を提供していたと説明を受け、今後、公立病院の再建に向けて参考にする考えを示しました。