元日の地震の影響で休業を余儀なくされていた、志賀町にある能登牛の人気レストラン「てらおか風舎」がきょう、営業を再開しました。

午前10時、開店前の厨房では‥
従業員：
「久しぶりに肉を触ったのでやり方を覚えてるかなと思いながらやったらやっぱり覚えてましたね！」

志賀町にある、能登牛専門のレストラン、「てらおか風舎」富来本店。元日の地震の影響で、やむなく休業していました。

寺岡一彦 支配人：
「地震の翌日、店に来ましたところ店の中が本当にもうぐちゃぐちゃかちゃかちゃこんなのどうするんだという感じだった」

それでも、店を開くことが復興の足がかりになると、建物の修繕を急ぎ、ようやく再開にこぎつけました。

寺岡一彦 支配人：
「能登の再開に繋げたいのでよろしくお願いします」

午前11時、およそ3か月ぶりの開店です。きょうに向けて新しいメニューも用意しました。地元・志賀町産の豆腐や野菜などを使ったすき焼き膳です。

「うちの店を開店することによって地元の食材をつかえますしその生産者の皆さんの仕事にもなってくる。それが能登、志賀町の復興の明かりかなと思う」

復興への思いが込められた新メニュー。そのお味は‥？

「うん、うまい！やっぱり良いですね。頑張ってほしいです」
「能登牛ということで最高に美味しいです。富来を代表する飲食店さんなんでこうして食べれることができて嬉しい」

寺岡一彦 支配人：
「被災している方も多いと思うので、それをうちに来て忘れていただいて美味しいものを食べてほんのひと時になると思いますが楽しい時間を過ごしていただければ」