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計画期間は2032年度末まで 石川県が創造的復興へ向けたプランの骨子案を発表

2024年3月28日 18:31
計画期間は2032年度末まで 石川県が創造的復興へ向けたプランの骨子案を発表
能登半島地震からの復旧・復興を進めるため、県が策定する創造的復興に向けたプランの骨子案がきょう、示されました。

骨子案では、能登ブランドをより一層高める「創造的復興」を目指すとし、2032年度末までの計画期間で短期、中期、長期に分けて復興に取り組みます。

「災害に強い地域づくり」や「能登の特色ある生業の再建」など5つの柱で33の施策を盛り込んでいます。

具体的には、上下水道施設の耐震化や停電対策を進めるほかドローンを活用した被災情報の収集や物資輸送体制の確保。

そのほか、キリコや山車といった祭りの道具の再建などに取り組むとしています。

馳知事:
「生活と生きがいは一体のもの」
「ここに生活していてよかったなという価値観を生み出していく指標も必要になってくると思っています」

県は今後、各地域の被災者や有識者の意見を踏まえて6月の県議会前までに最終案を取りまとめる方針です。